2008年06月12日
Posted by あたしたぬき.jp at
2008年06月12日12:49Comment(6)
第57回全日本大学野球選手権・観戦記〜中部大vs龍谷大〜
6月10日、全日本大野球選手権の、中部大学VS龍谷大学の試合を見てきました。


同行者の情報(トヨタ自動車 元野球部投手)によると、
中部大学の先発は、小笠原投手。
3年生の右のエースで、カットボールを駆使して打ち取るタイプの投手とのこと。
リーグ戦では、彼の活躍で勝点を上げているようで今日も僅差の緊迫した試合になりそう。
11時30分。
龍谷大学が先行で試合開始。

1回表 龍谷大の攻撃
今日の小笠原君のできはどうだろうか?と、同行者が話す中、先頭打者がボテボテのサードゴロ。
軽くワンアウトと思いきや、サードのスローイングが乱れ内野安打。
定石通りバントで送られ、次打者のレフト前ヒットで簡単に1点をいれらた。
125キロ〜130キロ前後のスピード表示が出ていたようだから、少しスピードが乗らずコントロールも
甘めに入っているような感じ。
1回裏 中部大学の攻撃
相手投手は、少し変則気味のサイドスロー。
情報によると、防御率が大会屈指の好投手らしい。
スピードはそこそこあるようで、130キロ〜135キロの表示。
龍谷大も左打者が多いようだが、中部大学も相手投手のことを読んで、
ずらりと左打者を並べているので、このサイドスローの攻略も可能性大きいと期待したいところ。
しかし、変化球に翻弄され三者凡退。
2回表、龍谷大学は三叉凡退。
2回裏、中部大学の攻撃。
本日の目的でもある、母校の後輩の打席。
「4番指名打者、江本君、志度高校」とアナウンス。
学校関係者の応援席からはヤンヤの声援。
ゴルフスイングのように大きく数回振って少しオーバーアクションで笑顔。
ゆっくり打席でバッターボックスを均して早くもじらし先方?といった感じで落ち着いている様子。
審判に何か言われたのか、また笑顔。多分、早くしなさい!ぐらい注意されたんじゃないかな?
同行者曰く、これが彼のパフォーマンスでリーグ戦ではもっと派手らしい。
思いっきりフルスイングが彼の持ち味らしく、積極的に手を出してはいるがタイミングが合っていない。
残念ながらこの打席は三振。

続けて5番打者がショートゴロでツーアウト。
あっさり3者凡退かと思いきや、6番寺村君(高松工芸出身)が内野安打で出塁。
続く7番の杉浦君の2塁打で同点。
3回表
同点に追いついて、小笠原君のピッチングも乗ってくるかと思いきや、
今日はやはり調子が悪いようでファーストストライクが入らず、またカットボールを見逃されて、
ランナーを背負っての苦しいピッチングでした。
結局、この回にヒット4本で2点を取られ2アウトで降板。
ピッチャーは4年生の金丸将也君(4年生)に交替。
この金丸君は、左の長身(185センチ)で140キロ台のストレートとチェンジアップが武器で
あるとのこと。
大学生で、常時140キロ台のストレートを投げれる投手はそういないので大いに期待。
各プロ球団も注目のドラフト候補らしく、ネット裏ではプロのスカウトが待ってましたとばかりに
スピードガンを構えて待機。結果は、ピンチを見事に三振で切り抜け。
速い。142キロのストレートは、やはり手が出ないようだ。
4回からは、金丸君の独壇場で、龍谷大学の選手は手が出ない。
あとは、中部大学の打線の奮起を待つばかり。
5回に1点。
6回、4番江本君の2打席目だが大きいレフトフライ。無得点。
7回にはチャンスを作るも、またも無得点。
あと1点で同点なのに、なかなか追いつけない悪い雰囲気の中で、
ここまで金丸君はノーヒットピッチング。
龍谷大は、140キロ台のストレートと120キロ台のスライダーやチェンジアップに
まったく手が出ない状態。
8回もワンアウト。
このまま3者凡退かと思いきや、ピンチヒッターが告げられ中山君(3年生・亨栄)が左打席に。
ここで代打ということは、何とか塁に出て次の3番、4番で追いつきたいとの監督の意図が見える。
この回のクリンアップのでき次第で勝負が決まりそう。
3球目、フルスイングの打球は大きな弧を描いてライトスタンドにホームラン!
一瞬の静寂から大歓声でドームの三塁側スタンドは大騒ぎ。
代打同点ホームラン。劇的です。
続く3番、4番の江本君はあえなく凡退でこの回は同点どまり。
でも、勝てそうな雰囲気になってきました。
9回表、難なく金丸君が三者凡退で抑えて、あとは9階裏の攻撃。
実を言うと、5回から某パリーグ球団のスカウトの方(高校の大先輩)が神宮球場から
ドームに移動して来て、中部大学の金丸君を見ているので我々も挨拶を兼ねて横で
観戦させてもらっていました。
巨人や阪神、その他の球団のスカウトも近くに陣取って見ています。
やはり、左の本格派で体も大きくスピードも145キロが出るとなると、
プロでもそういないので注目の的です。
9回裏、サヨナラのチャンスを作るも、ランナーの判断ミスもありホームに帰還できず0点。
点を取ってくれるまで、どこまで金丸君が我慢できるかが勝負の分かれ目のような感じ。
延長戦に突入。
10回表、龍谷大も金丸君の速球に的を絞った感じだがバットに当たらない。簡単に三者凡退。
10回裏、そろそろ中部大も決めたいし打順は好打順で2番から。
江本君にも回ってきます。
2番バッターが粘って粘って、残念ながらセカンドゴロで1アウト。
続く3番が、ストレートのファーボール。
龍谷大の投手松岡君も10回もなると疲れた模様。
4番の江本君にもファーボール。
龍谷大にとっては、ワンアウト1.2塁で大ピンチ。
5番の小西君は、守りやすくするために敬遠気味のファーボール。
これで、満塁。
中部大からすると願っても無い大チャンスで、今日3安打とあたっている6番寺西君(高松工芸)。
一番振れているバッターで打ちそうなオーラが出ていました。
2球目をセンター前にはじき返し、サヨナラヒット!
サヨナラ勝ち!
やりました、初出場で初勝利です。中部大学野球部の歴史の1ページを劇的につくりました。
結局、金丸投手は3回2/3から10回までノーヒットノーランで出したのはエラーの走者1人
のみの完璧なピッチング。スカウトの評価も上がったようです。
龍谷大 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 3
中部大 0 1 0 0 1 0 0 1 0 1x 4
【龍】松岡・前田・姫野−橋間
【中】小笠原・金丸−菅沼
▼本塁打 中山(中)
〜追伸〜
6/11は、中部大学vs三重中京大学で、今度は小笠原君が完投・完封で2対0で勝利。
打点は、我が後輩でもある江本君の打点で勝利したようです。
今日は、優勝候補の一角でもある東海大学とベスト4を賭けての対戦。
生憎の雨で、神宮は試合開始が遅れている模様。
今日は、金丸君の先発と思われるため、ネット裏は各球団のスカウトが熱く見ることだろう。
同行者の情報(トヨタ自動車 元野球部投手)によると、
中部大学の先発は、小笠原投手。
3年生の右のエースで、カットボールを駆使して打ち取るタイプの投手とのこと。
リーグ戦では、彼の活躍で勝点を上げているようで今日も僅差の緊迫した試合になりそう。
11時30分。
龍谷大学が先行で試合開始。
1回表 龍谷大の攻撃
今日の小笠原君のできはどうだろうか?と、同行者が話す中、先頭打者がボテボテのサードゴロ。
軽くワンアウトと思いきや、サードのスローイングが乱れ内野安打。
定石通りバントで送られ、次打者のレフト前ヒットで簡単に1点をいれらた。
125キロ〜130キロ前後のスピード表示が出ていたようだから、少しスピードが乗らずコントロールも
甘めに入っているような感じ。
1回裏 中部大学の攻撃
相手投手は、少し変則気味のサイドスロー。
情報によると、防御率が大会屈指の好投手らしい。
スピードはそこそこあるようで、130キロ〜135キロの表示。
龍谷大も左打者が多いようだが、中部大学も相手投手のことを読んで、
ずらりと左打者を並べているので、このサイドスローの攻略も可能性大きいと期待したいところ。
しかし、変化球に翻弄され三者凡退。
2回表、龍谷大学は三叉凡退。
2回裏、中部大学の攻撃。
本日の目的でもある、母校の後輩の打席。
「4番指名打者、江本君、志度高校」とアナウンス。
学校関係者の応援席からはヤンヤの声援。
ゴルフスイングのように大きく数回振って少しオーバーアクションで笑顔。
ゆっくり打席でバッターボックスを均して早くもじらし先方?といった感じで落ち着いている様子。
審判に何か言われたのか、また笑顔。多分、早くしなさい!ぐらい注意されたんじゃないかな?
同行者曰く、これが彼のパフォーマンスでリーグ戦ではもっと派手らしい。
思いっきりフルスイングが彼の持ち味らしく、積極的に手を出してはいるがタイミングが合っていない。
残念ながらこの打席は三振。
続けて5番打者がショートゴロでツーアウト。
あっさり3者凡退かと思いきや、6番寺村君(高松工芸出身)が内野安打で出塁。
続く7番の杉浦君の2塁打で同点。
3回表
同点に追いついて、小笠原君のピッチングも乗ってくるかと思いきや、
今日はやはり調子が悪いようでファーストストライクが入らず、またカットボールを見逃されて、
ランナーを背負っての苦しいピッチングでした。
結局、この回にヒット4本で2点を取られ2アウトで降板。
ピッチャーは4年生の金丸将也君(4年生)に交替。
この金丸君は、左の長身(185センチ)で140キロ台のストレートとチェンジアップが武器で
あるとのこと。
大学生で、常時140キロ台のストレートを投げれる投手はそういないので大いに期待。
各プロ球団も注目のドラフト候補らしく、ネット裏ではプロのスカウトが待ってましたとばかりに
スピードガンを構えて待機。結果は、ピンチを見事に三振で切り抜け。
速い。142キロのストレートは、やはり手が出ないようだ。
4回からは、金丸君の独壇場で、龍谷大学の選手は手が出ない。
あとは、中部大学の打線の奮起を待つばかり。
5回に1点。
6回、4番江本君の2打席目だが大きいレフトフライ。無得点。
7回にはチャンスを作るも、またも無得点。
あと1点で同点なのに、なかなか追いつけない悪い雰囲気の中で、
ここまで金丸君はノーヒットピッチング。
龍谷大は、140キロ台のストレートと120キロ台のスライダーやチェンジアップに
まったく手が出ない状態。
8回もワンアウト。
このまま3者凡退かと思いきや、ピンチヒッターが告げられ中山君(3年生・亨栄)が左打席に。
ここで代打ということは、何とか塁に出て次の3番、4番で追いつきたいとの監督の意図が見える。
この回のクリンアップのでき次第で勝負が決まりそう。
3球目、フルスイングの打球は大きな弧を描いてライトスタンドにホームラン!
一瞬の静寂から大歓声でドームの三塁側スタンドは大騒ぎ。
代打同点ホームラン。劇的です。
続く3番、4番の江本君はあえなく凡退でこの回は同点どまり。
でも、勝てそうな雰囲気になってきました。
9回表、難なく金丸君が三者凡退で抑えて、あとは9階裏の攻撃。
実を言うと、5回から某パリーグ球団のスカウトの方(高校の大先輩)が神宮球場から
ドームに移動して来て、中部大学の金丸君を見ているので我々も挨拶を兼ねて横で
観戦させてもらっていました。
巨人や阪神、その他の球団のスカウトも近くに陣取って見ています。
やはり、左の本格派で体も大きくスピードも145キロが出るとなると、
プロでもそういないので注目の的です。
9回裏、サヨナラのチャンスを作るも、ランナーの判断ミスもありホームに帰還できず0点。
点を取ってくれるまで、どこまで金丸君が我慢できるかが勝負の分かれ目のような感じ。
延長戦に突入。
10回表、龍谷大も金丸君の速球に的を絞った感じだがバットに当たらない。簡単に三者凡退。
10回裏、そろそろ中部大も決めたいし打順は好打順で2番から。
江本君にも回ってきます。
2番バッターが粘って粘って、残念ながらセカンドゴロで1アウト。
続く3番が、ストレートのファーボール。
龍谷大の投手松岡君も10回もなると疲れた模様。
4番の江本君にもファーボール。
龍谷大にとっては、ワンアウト1.2塁で大ピンチ。
5番の小西君は、守りやすくするために敬遠気味のファーボール。
これで、満塁。
中部大からすると願っても無い大チャンスで、今日3安打とあたっている6番寺西君(高松工芸)。
一番振れているバッターで打ちそうなオーラが出ていました。
2球目をセンター前にはじき返し、サヨナラヒット!
サヨナラ勝ち!
やりました、初出場で初勝利です。中部大学野球部の歴史の1ページを劇的につくりました。
結局、金丸投手は3回2/3から10回までノーヒットノーランで出したのはエラーの走者1人
のみの完璧なピッチング。スカウトの評価も上がったようです。
龍谷大 1 0 2 0 0 0 0 0 0 0 3
中部大 0 1 0 0 1 0 0 1 0 1x 4
【龍】松岡・前田・姫野−橋間
【中】小笠原・金丸−菅沼
▼本塁打 中山(中)
〜追伸〜
6/11は、中部大学vs三重中京大学で、今度は小笠原君が完投・完封で2対0で勝利。
打点は、我が後輩でもある江本君の打点で勝利したようです。
今日は、優勝候補の一角でもある東海大学とベスト4を賭けての対戦。
生憎の雨で、神宮は試合開始が遅れている模様。
今日は、金丸君の先発と思われるため、ネット裏は各球団のスカウトが熱く見ることだろう。
この記事へのコメント
三重中京大の監督さんて,尽誠学園の監督しよった人なんやてね~。
今日の試合は、中止になりました。
明日も、テレビ観戦しようかの~。
今日の試合は、中止になりました。
明日も、テレビ観戦しようかの~。
Posted by ライス at 2008年06月12日 14:38
ほんまや、大河監督やね。
今日の神宮は、試合は中止か・・・。
くじらは、帰るんやろか?
今日の神宮は、試合は中止か・・・。
くじらは、帰るんやろか?
Posted by あたしたぬき.jp at 2008年06月12日 14:54
くじらまだおるんか!!!
Posted by ライス at 2008年06月12日 15:08
師匠、昨日はカズの解説聞きながら連荘の宴会でしたわ!(笑)
さっき電話したら今日はさすがに帰るらしい。
でも、あしたの学校応援バスに乗ってまた来るかも・・・・らしいです。
ほんまもんの野球バカですわ。
さっき電話したら今日はさすがに帰るらしい。
でも、あしたの学校応援バスに乗ってまた来るかも・・・・らしいです。
ほんまもんの野球バカですわ。
Posted by あたしたぬき.jp at 2008年06月12日 15:13
ダルビッシュの後にいたカズの顔のほーがでかくてビックリ!
カズの顔がでかいんやなくて、ダルの顔がちーさいんや!
くじらなら5mくらい後ろでちょうど同じくらいかな?
カズの顔がでかいんやなくて、ダルの顔がちーさいんや!
くじらなら5mくらい後ろでちょうど同じくらいかな?
Posted by ライス at 2008年06月12日 21:24
裏サイトにアップしておくわ。
やっぱり、スケールが大きいさ~。
くじらやもん。
やっぱり、スケールが大きいさ~。
くじらやもん。
Posted by あたしたぬき.jp
at 2008年06月12日 22:40
